令和4年度 水稲の生育状況を調査(モニター事業第4回)

 本県NOSAIでは、水稲の生育状況を調査し、気象・病害虫発生状況などの基礎情報を継続的に観察して、県内水稲の作柄や被害発生状況の把握に務めています。
 本年度においても5月より調査を開始し、第4回目の調査結果が出ましたので、その結果を掲載いたします。




 

令和4年度 農作物(水稲)モニター事業調査結果

1.水稲の生育および病害虫発生調査結果(第4回)
 
1)水戸市の調査結果

   








※被害度は該当虫による葉の食害の度合い
※平年値は平成29年~令和3年の5年間の平均値


○病害虫発生調査結果について
 葉いもち病は平年より少なく、紋枯病、カメムシ類の発生は見られませんでした。
 葉いもちの発生は少ですが、今後、上位葉への進展がみられなければ問題ないと思われます。上位葉への進展が見られる場合は直ちに防除を行ってください。
 カメムシ類の発生は見られませんが、穂揃期に成虫を確認した場合や出穂後10~15日頃に幼虫を確認した場合には防除を行ってください。
 紋枯病の発生は見られませんが、近年、県内における本病の発生及び発病度が増加・重症化の傾向にありますので注意してください。対策としては、株元(水際部)で初期発生が見られたら、幼穂形成期から乳熟期にかけて薬剤防除を行います。





2)茨城町の調査結果

      








※被害度は該当虫による葉の食害の度合い
※平年値は平成29年~令和3年の5年間の平均値


○病害虫発生調査結果について
 葉いもち病、紋枯病、カメムシ類の発生は見られませんでした。
 葉いもちは、現在は見られませんが、今後、上位葉への進展が見られた場合は直ちに防除を行ってください。
 カメムシ類の発生は見られませんが、穂揃期に成虫を確認した場合や出穂後10~15日頃に幼虫を確認した場合には防除を行ってください。
 紋枯病の発生は見られませんが、近年、県内における本病の発生及び発病度が増加・重症化の傾向にありますので注意してください。対策としては、株元(水際部)で初期発生が見られたら、幼穂形成期から乳熟期にかけて薬剤防除を行います。





2.次回調査予定日
  収穫期




〇茨城県農業共済組合連合会調べ
〇協力:茨城県農業総合センター

↑ PAGE TOP